文化社会

コラム

遠隔授業

福井県立大学教授 河原昌一郎  新型コロナウィルスの感染拡大防止対策の一環として、今学期から、多くの大学でインターネットを利用した遠隔授業が行われるようになった。筆者の勤務する大学においても、今学期は全ての授業を遠隔授業 […]

コラム

国家意識と世界観

河原昌一郎   現在の日本人には健全な国家意識が欠如していると言われる。もちろん日本人全てがそうであるということではないのだが、大多数の日本人が国家を日常で意識することはなく、また国家というものを考えることもな […]

コラム

明治の精神

河原昌一郎  今年は明治元年から満150年が経過した年に当たるため、「明治150年」として政府主催の各種のイベントが開催されているほか、日本各地でそれぞれの地域史等を踏まえた独自の取組が行われている。   政府 […]

コラム

「ポスト真実」の時代の危うさ

河原昌一郎  オックスフォード大学出版局が毎年11月に英国の流行語として公表している「Word of the Year」に2016年は「post-truth」が選ばれた。同語の意味が少しわかりにくいが、オックスフォード辞 […]

コラム

社会意識と歴史軸

河原昌一郎  戦前に書かれた中国の社会、文化に関する日本人研究者による論考等を読んでいると、戦前の研究者は現在の日本人には失われてしまったものを持っていたのだと強く感じさせられることがよくある。現在の日本人が失ったもの、 […]

コラム

ものごとの進め方に見る民族性

河原昌一郎  ものごとの進め方には大きく分けて二つの方法がある。「難(かた)きから易(やす)きに」進める方法と、「易きから難きに」進める方法とである。  「難きから易きに」は、計画的で、確実な実現を重視するもの […]

コラム

スポーツの応援と愛国心

河原昌一郎  今年もワールドカップ(サッカー)やアジア大会といったスポーツの国際試合が多数開催された。こうした国際試合では、国を問わず、大多数の人は自国の代表チームを応援し、声援を送る。自国チームへの応援は、その人の国家 […]

PAGE TOP