中国情勢

河原論説

中国の「影の銀行」とモラルハザード

河原昌一郎  今年3月13日、中国第12期全国人民代表大会の閉幕後の記者会見で、李克強首相は、「影の銀行(シャドーバンキング)」の個別の金融商品に、今後、デフォルト(債務不履行)が起こることは避けられないとの認識を示すと […]

河原論説

中国18期3中全会と「中進国の罠」

河原昌一郎  「中進国の罠」とは、一人当たりGDP(国民所得)が概ね3,700~11,500ドルの中進国となってから、自国の賃金上昇によって軽工業品等については低所得国に対する競争力を失う一方で、一定の技術力を要する工業 […]

河原論説

農民暴動と中国社会

河原昌一郎  2013年3月5日から17日まで北京で開催されていた中国の全国人民代表大会(全人代)は、習近平共産党総書記の国家主席への選出、2013年度予算案の審議等の予定されていた議事を終え、閉幕した。全人代 […]

河原論説

「中国に恩を売る」の愚

河原昌一郎  尖閣諸島の国有化は我が国の純粋の内政問題であり、そもそも外国から干渉されるべき問題ではない。ところが、たとえ異なる見解をとっているにしても、中国はこの問題について、過剰とも思える反応を示し、尖閣海域に多数の […]

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