安全保障一般

コラム

進む米国社会の分断

福井県立大学教授 河原昌一郎  しばらく前のことになるが、2019年8月にニューヨークタイムズ紙は「1619プロジェクト」に関する特集記事を掲載し、米国社会に少なからぬ波紋を広げた。「1619プロジェクト」とは、米国の建 […]

コラム

放置できない南シナ海

河原昌一郎  周知のとおり、日本は石油の約8割を中東に依存しており、その石油を運ぶシーレーンは南シナ海を通っている。南シナ海は、いわば日本の大動脈が通る海域であり、その動向によっては日本の命運をも左右する重大な問題となり […]

コラム

脅威の認識

河原昌一郎  巷間よく言われることであるが、幕末から明治にかけて、日本が列強の侵略を免れたのは、当時の日本が武士階級の支配する準軍事国家であり、各国の軍事情勢や国際問題に敏感で、日本にとっての脅威がどこにあるのか比較的よ […]

コラム

次に戦争が起こるのは?

河原昌一郎  戦争の原因は文明の衝突だと言う人もいる。確かに、最近のイスラム国と欧米諸国との戦闘行為は、外観上、イスラム文明とキリスト文明が衝突しているように見え、また、イスラム国は戦略的意図から「異教徒に対す […]

コラム

韓国に信義がないのは?

河原昌一郎  ドイツ・ボンで開かれたユネスコ世界遺産委員会で、今年7月5日、「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産として登録されることとなったが、同委員会における韓国の行動は、韓国という国の信義のなさをあらためて日本人 […]

河原論説

香港デモと香港の行方

河原昌一郎  香港の民主主義は生き残ることができるのか。逃亡犯条例修正に反対する香港デモは大きな盛り上がりを見せたが、結局、このデモによって香港はどこに向かうのだろうか。  「外交と国防が中央人民政府 […]

河原論説

戦争の回避・不回避-米国と北朝鮮の場合は-

河原昌一郎  戦争の回避、不回避は、まったく当事国の意図による。  もし、両当事国がともに戦争を避けるつもりであれば、表面的に両国がどのように激しく対立していようとも、またはどのように危険な状況になっ […]

河原論説

国家戦略と「戦略的愚劣」

河原昌一郎  メディアで広く報道されていたので、多くの方が目にされたことと思うが、アメリカの国家安全保障会議アジア上級部長を2009年1月から2011年4月まで務め、ホワイトハウスのアジア政策を統括してきたジェ […]

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